[ 2012.07.12 : 日常のこと]

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2012 梅雨

にわのわ 記念すべき第一回が終わり、
予想以上にたくさんのお客様に来ていただき、本当にありがとうございました。

渋滞や駐車場の待ち時間の長さや飲食が早々に売り切れてしまったりと、お客様や周辺にお住まいの方々にはたいへんご迷惑をおかけしたようで、申し訳ありませんでした。
実行委員とともに知恵を出し合い、来年は改善したいと思います。


さて、6月はとても忙しかったです。「love beer!!」、にわのわ。
その忙しいさなかに、外解禁したばかりのうちの猫、とらおが行方不明になり、
近所に聞き込みをしたり、ポスターを貼って捜索してるものの見つからず、こういうことも覚悟はしていたけど、こんなに早く、なんの前触れもなく突然くるんだと呆然としながら、でもまだふらっと帰ってくるんじゃないかと思ったり、逆にそういう希望をもっていることが苦しくなったり、まずはにわのわのことだけ考えようと、仕事に集中するように努めたりしていました。

そんな中、わたしのつくったとらおのポスターを見て、迷い猫を保護している人のポスターの猫ちゃんと似てるような気がするとご親切に連絡をくれた方がいました。
コーフンして問い合わせてみると、残念ながら違う猫ちゃんで、でも、その子の飼い主も捜してるけど見つからず、そのお宅にも先住猫が2匹いて飼えないので、里親を探し始めているとのことでした。

その方に、「こういうときに失礼かもしれないけど、この猫ちゃんに会ってみませんか?」と言われ、とらおが帰ってくるのは変わらず待ってるけど、これも縁かなあ、、、へんな縁だなあと思いながらも、その猫ちゃんに会い、流れに身を任せたいような気持ちになり、うちで引き取る流れになりました。

ちょっとだけとらおに似た女の子、推定3歳から6歳(ざっくり)、まだ、家にも私にもいまいち慣れません。一日の大半を押し入れのなかで過ごしています。
とらおも押し入れが大好きでしたが、この子も三度の飯より押し入れが好き。(実際は朝夕の2度の飯)
うちの3つある押し入れを開けるたびに入るので、閉めることができず、押し入れがいつも半開きのだらしない家になっています。
名前を呼ぶと、押し入れの中でパタパタとシッポを振る音がします。
ドラえもんが押し入れで寝る設定も、こういう猫との暮らしからきたんだろうなあと思い、ほのぼのします。

縁側のコロちゃん(オス1歳)とは今は折り合いが悪く、火花が散ってます。
そのうちしょうがないなあと受け入れてくれるようになるといいんですが。


名前は、縁(えん)ちゃんになりました。

今も押し入れ1号のなかにいます。

もうすぐ梅雨も明けます。


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[ 2012.06.10 : note]

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家or外

林檎の木の「love beer!!」展にお越し下さった方々、お世話になった方々、大変感謝してます。ありがとうございます。



うちの猫(とらお 2歳 男)は最近外デビューしました。

もともと室内暮らしをしていましたが、1年前から私がごはんをあげた子猫の野良 ころちゃんが縁側で生活するようになり、窓越しにその自由な暮らしぶりをみせつけられるうちに、外出欲を刺激され、頻繁に脱走をはかるようになりました。

頭を使って(知恵じゃなく、頭突きで)ふすまを外し、サッシを開け、網戸を破り、脱走するので、網戸にはストッパーをつけ、窓には外鍵をつけ、
部屋には立派なキャットタワーも設置し、楽しく遊べる室内作りにもつとめましたが、もう火がついたとらの心を止めることはできませんでした。

とらも ころちゃんも去勢はしてるので、ほかの猫とけんかすることは少ないと思いますが、やっぱり病気やけがのリスクは増えるし、中には動物をいじめる人間もいるし、猫がご近所の迷惑になってないかなどの心配も増えますが、私の目を盗んでは脱走ばかりしていたとらが、今はどや顔で屋根から見下ろしていたり、私が作業をしている工房にやってきて、安心して寝ている姿を見ると、よかったなあと思います。


猫は室内だけでも、上ったり遊べるところがあれば大丈夫だと思いますが、ほかの猫に刺激され(私のせいで)、外に出られないことをストレスにさせてしまいましたが、実際外に出すことを決めるまで、かなり悩みました。

猫を嫌いな人もいるし、人の敷地に入ることは無責任なのかなとか、ご近所トラブルは避けたいし、帰ってこないと心配でしょうがないし、なるべく室内だけで飼いたかったのですが、自分の思うようにはなかなかいかないもので、でも方法はひとつじゃなく、その時々に合わせて、いいと思う方法を考えながら、選んでいくことでいいのかなあと思いました。
自分の都合だけじゃなく、猫にとってもいいように、ご近所にもなるべく迷惑をかけないように。


先日、外回りから帰ってきたとらが、視線の端に一瞬入った顔がいつもより太っい(南蛮人の絵みたいな)ヒゲをたくわえているように見え、「あれ、ワイルドになったか?」と思い、もう一度ちゃんと見てみると、ヒゲじゃなく、とかげをくわえていました。
これで、今週3匹目。どっちみちワイルド。

週3って、私のウオーキングと同じペースじゃない。そんな気軽にしないでほしい。
お隣のおじさんにも、最近とかげもしまへびも、とんと見なくなったと言われたし。

猫の狩猟の成功率は5割だそうだで、ネコ科のなかでは一番高いらしい。すごい。
感心してる場合ではない。
そして、私を養ってくれてるという思いらしい。私そんなにとかげ食べないのになあ。

ころちゃんは、かなり警戒心が強く、最初は私がいるところではごはんも食べず、時間をかけて少しずつ距離を縮めてきました。
今は触らしてくれるけど、抱っこはできない。
と書いていたら、いまこの瞬間はじめて、膝にのってきました。 おお かわいい。

そんなころちゃん、わたしになんらかのげっ歯類を捕ってきてくれます。
ねずみよりも大きい、あの褐色の獣はなんなんでしょう。。。。もぐらかなあ。。。眼鏡はかけてなかったけど。。。


うちの獣たちがごめんなさい。
近所の生態ピラミッドが変わってしまいそうです。


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カメラを向けてもワイルド。

[ 2012.05.11 : ギャラリー関連]

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ビール好きの ビール好きによる ビール好きのための

新緑の美しい季節、荒れ地のようなうちの庭でも、日ごともりもりになっている緑に生命力を感じる今日この頃

皆さまいかがお過ごしでしょうか?


ゴールデンウィーク前半は、笠間のひまつりで友達のテントで手伝いをしながらビールを飲んだり、終わってホッとしてビールを飲んだり、とりあえずビールを飲んだり、
新緑の生命力はありませんが、ビールをエネルギーに日々過ごしています。

家にビールがあるとまずは飲みながら考えようかとなるので、宵越しのビールは持たないでおなじみの私、
なんとか堂々と昼間っから飲めないものかとたくらみ、まきこみ、ときふせ(そこまではしてない)、
千葉の大久保にある ギャラリー林檎の木 でビールをからめた企画展をやります。

「LOVE  BEER!! 器とグラス」展

ビールにあうおつまみにあう器は私、
ビアグラスは三組のガラス作家さん 一ノ宮千佳さん、今村知佐さん、『硝子屋 PRATO  PINO』さんがつくります。

松戸の人気のハンバーガー屋さんR'sさんも来てくれるとか、くれないとか、くれるとか。
以前から食べてみたかったので、すっごく楽しみ。


ビールにあうおつまみやおかずをを想像しながら、うつわを考えています。
DMには、「三大ビールのつまみ」として、唐揚げ、枝豆、もろきゅう と、主観で認定し、それにあわせた器をつくりました。
ほかにも大皿や、取り皿や、鉢や、小鉢、などいろいろつくっています。
色もいろいろ、これはなにを盛ろうかなあと想像しながら楽しんでいただけると思います。

ビール好きの ビール好きによる ビール好きのための企画展。
昼ビールのピースな空気が大好きです。
もちろんビール好きじゃない人も楽しめると思います。

私は終日飲んでいるかと思われますが、どうかあたたかい目で見てやっててください。今そのためにがんばってるので。

ご一緒に至福の時を過ごせることを楽しみに。。。肝臓の調子を整えてお越し下さいね。




[ 2012.04.12 : ギャラリー関連]

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にわのわ


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千葉に来て11年ぐらいになりますが、近くに友達や顔なじみができてきたのはまだここ3年ぐらいです。

平和で平凡な毎日が何よりありがたいことですが、生きていると想像していないことが起きる というか想像してないことだらけ。
この1年はしみじみ思ったひとも多いですよね。

私は11年前、もともと土地に縁のない千葉に来て工房を持ち、その後やっちまったと思ったり、でもなにかこれにも意味があるんじゃないかと思っていたときに、
林檎の木のKワイさんとSカモトさんに会いました。千葉じゃなく松本で。

思っていると願いが叶うっていうのもあながち嘘じゃないなあと思うのも、近くに飲み友達がほしいと思っていたらできてたり、
雑貨屋さんとかカフェとかほしいなあと思っていたら、北欧の古家具屋さんができたり、その後なくなったり、微妙にズレたりもするけど、切実にじゃなくふんわり思っているぐらいだと意外と叶うこともあるなあと思います。

クラフトフェアに出したいけど、近くにないので、出張したり、友達のところに間借りさせてもらったりしながら、近くにあったらいいのになあと思っていたら、とうとう千葉にできました。

にわのわ 川村美術館で今年から始まります。

千葉に住んでる作家さん、千葉に縁のある作家さんが集まります。夢みたい。
実行委員のみなさんありがとうございます。

震災のころからや、もう少しまえから環境のことやまわりのことを多くの人が考えるようになって、自分を育んできた土地 暮らしている土地にこだわったり、消費し続けるよりも、気に入ったものを大切に長く使うとか、直して使うことでより愛着がわくというのが、一部の人だけじゃなく徐々に広がってきているように感じます。

焼き物は使っていくうちに、色が入り、やわらかい表情になり、変化していきます。
愛情をかけると新品よりもかわいくなっていきます。 
私は洗うときにありがとうって話しかけたりします。(たぶん病気じゃないです)

木や革や布もいいぐあいに変化していきます。
人間もシミが出たり、しわが出たりしていきます。
鏡を見てギョッとすることもありますが、経験して変わった自分に気づくと、年をとるのもいいなあと思ったりします。

ほんとに気に入ったものを大切に長く使って、人と一緒にものも年をとり変化していくのは素敵なことです。

にわのわがこれからも続けられるように、たくさんのひとやものとのわが広がっていきますように。



写真の木のプレートは先日林檎の木で展示されていた遠藤マサヒロさんのもの。
木は湿気を吸い取るので、トーストもパリッとしたままです。
木のいいかおりがするので、くんくんしてます。
遠藤さんもにわのわに出店されます。

みなさん ぜひぜひ いらしてください!




[ 2012.03.30 : note]

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猫を抱いて象と泳ぐ

小川洋子さんの本。

なんて愛らしいタイトルなんでしょう。
読んでみるとその意味がわかり、もっと素敵だとわかります。

近年読んだ本で一番好きかもしれない。優しくて悲しくて美して、とっても優しい。

「小川洋子の本はなんでもおもしろい」と友人に勧められたり、映画の『博士の愛した数式』がすごくおもしろかったので、
気にはなっていたけど、ほかの作品のタイトルや装丁にあんまり魅かれず、今まで手に取らずにいました。

何かで読んだか聞いたんだったか、 「本当に寂しいときには、人は寂しいとは言わない」 という小川さんの言葉を知って、ものすごく共感してしまい、こういう感性を備えている人の書いたものを読みたいと強烈に興味がわき、図書館に行くと、タイトルも装丁も好きなこの本がありました。

少年リトルアリョーヒンとマスターの年の離れた友情の物語。リトルアリョーヒンも彼の周りの人たちもほんとうに優しい。
私は、本を読みながらあんまり映像を思い浮かべないのに、この本だけは、お菓子の甘い香りに満たされた回送バスの中でチェスをするリトルアリョーヒンとマスターの幸せな姿が頭の中にはっきりとあります。

物語に少しも余分なものがなく、すべてが美しく、意味をもってつながっている。まるでリトルアリョーヒンの棋譜のよう。
どうしてこんなに素敵な物語を紡げるんだろうとため息が出てしまう。

PDR_0003.JPGのサムネイル画像

これからも何度も何度も読みたい本。今度は図書館じゃなく、買って読みたいと思います。
出会えてよかった。