[ 2018.11.12 : note]

2018 晩秋


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anjico個展まで、1か月を切りました。
今は素焼きをしています。

発送の日から逆算して、窯焚き(3回)の日、素焼きの日を割り出して、いつまでに化粧掛けをして、つくりはこの辺りまで、というようにだいたいのスケジュールを組み、製作期間中はギリギリまで何を作るか、今何を見てほしいかを考えながら作りまくります。
頭と身体をフル回転する、時々楽しく、とても苦しい期間。

それが終わり、今少し解放されています。素焼きして、釉掛けして、窯詰めして、、、とタイトなスケジュールですが、何を作るかを考えることから解放されるのが、孫悟空の頭の輪っかから解放されたような爽快感。
あの輪っか、緊こ児(きんこじ)というんですね。ネットで調べても、あああーーーとはならなかった。

写真は素焼きの窯詰めまえで、差し棚には作品がほぼいっぱい。
以前の工房は小さかったので、個展前になると品物が入りきらず、自宅に運び込んだりしていたので、今は差し棚も増え、ずいぶん仕事しやすくなりました。

環境が変わり、生活も変わり、いいこともたくさんあるのに、失われたことのほうにフォーカスしがちな性格で、つい不満やら人をうらやんだりしては、反省します。

夏の終わりから不調で作業が遅れがちでしたが、先月あたりからやっと回復し、仕事もでき、ご飯もおいしい、どこか出かけたり、特別なことがなくても、ふつうに日常生活が送れるってありがたいと思うこの頃です。
ご飯がおいしいと、うつわ合わせも楽しくなります。
新しいものや新たな試みもあるので、anjicoさんでみていただけることを楽しみに、あと1か月間頑張ります。


朝ドラ まんぷくも今のささやかな楽しみ。
日曜日以外毎日あるのもうれしい。