借景 冬
今月は晴天の日が多い。
工房の障子を開けると、自然光が入ってきて、明るく、あたたかい。
よくお手入れされているお向かいの庭には、この季節でもたくさんのお花となんらかの実が成っていて、大切に育てられているのが伺えます。毎日見ていた巨大な柑橘の実が一つぶだけぶら下がっていたのが、今日はなくなっていて、おおっと思いましたが、お正月のお飾りになったのかなー。ちょっと気になる。
寒い日も、この明るい窓を向いて、墨絵の絵付けや林檎を掻き落していたら、なんとなく幸せな気持ちになってました。
思えば、前の工房はプレハブだったので、閉鎖的でいつも息苦しさがありました。
日差しって大事。
今日もあたたかく、本当にありがたい。
なんとなく幸せ、がなるべく続くといいんだけど、なかなかそうもいかず。
しかし、天気がよかったり、ラジオとか本でまたふっと気持ちが上がったり、日常の中にもいろいろなものに支えられ、またがんばろうと思えたりします。
今年も残りわずかです。今年もどうもありがとうございました。
みなさまもどうぞご無事に新年が迎えられますように。
年明けに、フリポンフリポンヌさんに納品があります。
お店のHPをご覧下さいね。
日常にもどって
ました。
けっこう前に。
franjipaniさんでの個展が終わりました。
お久しぶりの方、初めての方、たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。
楽しい時間を過ごし、おいしいものもたくさんいただき、心もお腹も満たされまくって、帰路に着きました。
今回は引っ越しにより、なかなか仕事が再開ができず、いつもより少し小さめの展示になってしまいましたが、2年後の個展には今の生活も落ち着き、またたくさんの作品をご覧いただけるようにがんばっていきたいと思います。
帰りに福岡空港で明太子をお土産に買いました。
2年前、空港でどこの明太子がいいものかと迷っていたところ、制服姿のまんまのパイロットが(片手にパイロット鞄を持ち)ある明太子屋さんの店先で買い物する姿に、ここはうまいに違いないと確信して後ろに並び、やはり間違いはなく、今回はそのお店に直行しました。しかし、パイロットの制服での買い物は目立ちすぎます。
窯出しを終えて
検品中。
窯出しの後、グラインダーで底をすり、全体にペーパーを掛け、表面についたこなこなをひとつひとつきれいに水拭きしながら、「みんな、一番きれいな姿でアピールするんだよ!」と送り出します。
そして私も美容院に行きます。まるでいつもこうなんですと言わんばかりに。
くるくるパーマを見ても、あ、これね、と笑わないで下さい。いえ、やっぱり笑ってもらったほうがいいです。
26日 franjipaniでおまちしてます!
どうぞお気に入りを探しにいらしてくださいね!
franjipani 個展まえ
引っ越しして、初めて窯を焚きました。
煙突を変えると、勝手も変わるようで、後半予定通りに温度が上がらず、テンパリながらもなんとか無事に終え、ほっとしております。
あと、個展までにふた窯焚いて、福岡に向います。
工房の窓を開け放していると、どこからか金木犀の香りがしてきて、香りの元をたどるとお隣りの庭でした。
金木犀はいつも嗅覚から入ってきて、早いなあと思ったり、小学生の頃を思い出したり。毎年変わらず。所変わっても変わらないことも嬉しい。
前の家は風向きによって美味しいカレー屋さんの香りが漂ってきました。これもまた嬉し。
ある昼のごはん
バターチキンカレー (きみしぐれ 七寸皿)
かぼちゃの煮物 (緑青釉 六寸皿)
ブロッコリー (墨絵 五寸鉢)
緑青釉は水菜のサラダなんかもとてもきれいです。みどりみどりするけど。
10月26日(木)からfranjipaniさんで個展があります。
2年ぶりの方、初めての方、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。どうぞいらしてくださいね。
個展 franjipani
もうすぐ、franjipaniでの個展です。
7月末に引っ越して、家を整え、工房を整え、仕事を再開し、
家のほうはまだ60%ぐらいの未完成。あとは暮らしながら少しずつ手を加えていこうと思います。
15年ぶりの引っ越しで、窯を移動してからはまだ焚いてないので、不具合はないかと不安はありますが、ここまでよくきたなあ、たいへんだったなあと思います。
あとは2年ぶりのfranjipaniさんでの個展に向けてがんばります。
どうぞ楽しみにしていてくださいね。
先日の朝ごはん
食パン (遠藤マサヒロさんの木のお皿)
ワカメのスープ (緑青釉 汁碗)
切り干し大根とかにかまのサラダ (白黒縁五寸鉢)
ヨーグルト (石川若彦さんのカップ)
コーヒー (カルテットグリーンのマグ)