図書だより
図書館で借りた本が少し古めで、なんとなく背表紙をひらいたら、昔の貸し出し方式の痕が残っており、ぐっときました。
昔は、背表紙に本のカードを入れるポケットがついていて、そのカードを抜き取って自分の名前の書いたポケットに入れかえ、それを図書館で保管するというアナログなやり方でした。
最後の日付を見ると「63・3・19」 ギリギリ昭和。
平成に変わる頃に今の方式に変わったのか。。。
返却日付のスタンプを見るのがなぜか好きでした。
「この時期2週間ごと間髪入れずに借りられてる!!」とか「この本3年ぶりに借りられたのか、、、」とか、本のモテ度が一目でわかってしまう。
小学校にあった図書室は、返却日だけでなく、借りた人の名前まで背表紙の用紙に書き込まれていました。
「◯組の◯◯ちゃんも借りてる!」とわかってしまう、おおらかな時代でした。
懐かしくてぐっとくる。