[ 2017.02.25 : note]

図書だより

図書館で借りた本が少し古めで、なんとなく背表紙をひらいたら、昔の貸し出し方式の痕が残っており、ぐっときました。

昔は、背表紙に本のカードを入れるポケットがついていて、そのカードを抜き取って自分の名前の書いたポケットに入れかえ、それを図書館で保管するというアナログなやり方でした。
最後の日付を見ると「63・3・19」 ギリギリ昭和。

平成に変わる頃に今の方式に変わったのか。。。
返却日付のスタンプを見るのがなぜか好きでした。

「この時期2週間ごと間髪入れずに借りられてる!!」とか「この本3年ぶりに借りられたのか、、、」とか、本のモテ度が一目でわかってしまう。

小学校にあった図書室は、返却日だけでなく、借りた人の名前まで背表紙の用紙に書き込まれていました。
「◯組の◯◯ちゃんも借りてる!」とわかってしまう、おおらかな時代でした。


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懐かしくてぐっとくる。