[ 2012.10.30 : note]

秋の夜長のお供に

映画とか、本とか、まんがとかすごく好きなんですが、見終わったそばから忘れてしまい、どういう内容だったかふわっとしか覚えられない残念な記憶力ですが、懲りずに観たり読んだりしています。

最近のお気に入り漫画は、「3月のライオン」と「宇宙兄弟」。

前作の「ハチミツ&クローバー」は好きでしたが、
こっちは読んでいなくて、行きつけの美容院に置いてありました。
カットしてもらいながら、読み出したら入り込んでしまい、家かよっていうぐらい号泣しそうだったので、お借りして家で心ゆくまで号泣して、次回返却するという関係です。

羽海野チカさんの漫画は、感情の描写がすごく丁寧に描かれていて、小説を読んでいるような深さがあるのと、適当な敵役みたいなのがいなく、登場人物それぞれに愛を持ってその人物の背景を描いていているところが好きなんだなあと思い、ほかの少女漫画とはちょっとちがうなあと思ってました。

そしたら、羽海野さんが、私の一番好きな「すいか」というドラマの脚本家の木皿泉さんを好きだと言ってるのを知り、同じものを好きなひとがつくるものはやっぱり好きなんだなあと納得したのと同時に、とても嬉しくなりました。

「すいか」は2003年夏のドラマで、小林聡美、ともさかりえ、浅田ルリ子などが、『ハピネス三茶』という下宿で暮らすお話で、これが大好きで大好きで、清水の舞台からハイジャンプしながらDVDBOXを買い、もう何度観たことか、、、。
この内容だけは説明できそうな気がします。
「すいか」については長くなりそうなので、いつかここでも書きたいと思います。
「すいか」を大好きな方、お会いしたときに、こっそりお伝えください。語りあいましょう。


そして、最近おもしろかった映画  「鍵泥棒のメソッド」。

数年前に、夜中窯焚きしているときに、手持ち無沙汰でたまたまテレビをつけたらやっていた映画「運命じゃない人」の内田けんじ監督脚本の最新作。

「運命じゃない人」も脚本がすごくおもしろくて、よくできてる。
前半部分を観れなかったので、TUTAYAに行き、置いてなかったためそのためだけにTUTAYA DISCUSに入会した経緯もあります。その後しばらくDISCUSを堪能したのち脱会。(最近のTUTAYAは取り寄せしてくれるみたいですね。)

その監督作品に「アフタースクール」という映画もありますが、今回の「鍵泥棒のメソッド」のほうが私は面白かったです。
そろそろ上映も終わりかな、、、内容は書きません。まだ覚えてますよ。映画館2回行きましたから。

映画でも、漫画でもおもしろいなあと思うのは、主人公がとても魅力的。

主演の香川照之さんが、
『善人でも悪人でも、映画の中で伝えたいことは、たったひとつのことだけ。
ちゃんと生きる ということ。』
と言ってましたが、この映画もそうだなあって思います。



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私の鍵はきのこがはえてます